妊活や、妊娠初期にお母さんが取るべき栄養素といえば葉酸が代表的ですがその他にも健康な赤ちゃんを授かり、育てるために積極的に取ると良い栄養素があるのをご存知ですか?

今回は妊活中や妊娠初期に不足しがちな栄養素や、その栄養素を取るためにオススメの食材、栄養素を過剰摂取しないために気をつけたいことなどを簡単にご紹介します。

妊活や妊娠初期に欠かせない栄養素とは?

お腹の中で丈夫な赤ちゃんを育てるために必要な栄養素は葉酸の他に主に3つあります。それは鉄分とカルシウム、そしてビタミンAです。

鉄分

妊活中などによく耳にする葉酸は、赤血球を作るのに欠かせない栄養素の1つですが、鉄分も健康な血液を作るために非常に大切な栄養素です。

この鉄分が不足してしまうと、体中に酸素を運ぶ役割をしている赤血球が不足し貧血になってしまったり、子宮や胎盤といった妊娠する上で重要な部分に悪影響を与えてしまうこともあります。

また、妊娠中には赤ちゃんを健康に育てるために胎盤などにより多くの血液を送る必要があるため、鉄分の不足は妊活中や妊娠中の人にとっては避けたいものです。

鉄分には大きく分けて2つの種類があり動物性の鉄分をヘム鉄、植物性の鉄分を非ヘム鉄と呼びます。

一般的に人間の身体に吸収されやすく、貧血改善に役立つと言われているのは動物性のヘム鉄です。

貧血改善のためであれば、鶏レバーや豚レバーと取るのがおすすめなのですが、注意しなければいけないのがレバーに含まれるビタミンAです。

このビタミンAは過剰摂取によって赤ちゃん先天異常のリスクが高まるという報告されているため、必要量以上は摂取しないよう気をつける必要があります。

妊活中や、妊娠初期の鉄分補給にはヘム鉄を含む赤身肉と一緒に大豆製品や、ほうれん草といった植物性の非ヘム鉄を含む食品を上手く組み合わせて食べるのがおすすめです。

カルシウム

妊活中や妊娠初期のみならず、つねに女性の身体に不足しがちなのがカルシウムです。

カルシウムは骨や歯を作るのに必要な栄養素、ある研究機関の発表により妊娠中の身体は通常時と比べ、食物からより多くのカルシウムを吸収するように変化することが分かったため、妊娠しているからといって意識してより多くのカルシウムを摂取する必要はないといわれてきました。

しかし、そもそも日本人女性の多くが1日に摂取すべきカルシウム量を充分に取れていないというのが現状です。

そのため、やはり妊活中や妊娠中には、カルシウムを積極的に取るのがよいでしょう。

カルシウムが多く含まれる食品といえば牛乳に代表される乳製品です。チーズやヨーグルトといった加工品からでもカルシウムが摂取できるため、日々の食事でも取り入れやすいでしょう。

その他にも、骨ごと食べられるししゃもや、じゃこといった小魚、大豆製品、海藻類などからも摂取できるので様々な食品をバランス良く食べ、より効率的に栄養素を得るよう心がけましょう。

ビタミンA

ビタミンAは健康な皮膚や粘膜を維持するのに必要な栄養素の1つです。

人間の体では作ることができないため、食べ物などから摂取する必要がありますが、過剰摂取は赤ちゃんの先天異常を招く可能性があり注意が必要です。

しかし、過剰摂取に神経質になるあまりビタミンAを避ける生活を送ってしまうと、今度はビタミンAの不足により赤ちゃんの発育が遅れてしまう可能性が高まります。そのため、ビタミンAを適量摂取するために取り入れたいのが、βカロテンです。

βカロテンはカボチャや人参などの緑黄色野菜に多く含まれており、βカロテンからビタミンAを摂取すると体が必要とする量以上のものを吸収しないようになるといわれています。

そのため、妊活中や妊娠初期にはβカロテンを多く含む緑黄色野菜を食事に取り入れ、ビタミンAを摂取するようにしましょう。

普段の食事にサプリメントをプラスして

お腹の中で元気な赤ちゃんを育てるためにも、今回ご紹介した鉄分やカルシウム、ビタミンAを多く含む食材を普段の食事から積極的に取り入れたいものですが、

どうしても食べられない食べ物があったり、食欲が無くなかなか食が進まないと困っている方は、サプリメントを日々の食事とともに摂取するなど工夫をして、上手に取り入れてみると良いでしょう。