厚生労働省が妊婦に摂取を推奨しているのが葉酸です。

妊娠時に葉酸が不足すると、胎児に脳や脊髄が正常に形成されなくなる「神経管閉鎖障害」が発生するリスクが高まります。

それを避けるためには、吸収効率がよい「モノグルタミン酸型葉酸」を、1日に400μg摂取する必要があるといいます。

では逆に、葉酸を摂りすぎてしまったらどうなるのでしょうか?

葉酸の副作用は心配なし!しかし耐容上限量は規定されている

妊婦に摂取が推奨されている葉酸は、ビタミンBの一種です。

ビタミンBは水溶性、つまり水に溶ける性質があり、脂溶性ビタミンのビタミンA・D・Eなどとは異なって、摂りすぎたとしても体内に蓄積されずに尿から排出されますから、健康被害や副作用が起こる可能性はほぼないと言っていいでしょう。

また、実際に葉酸の摂りすぎで何か障害や副作用が起こったという記録もありません。ですから、あまり神経質に摂りすぎを気にする必要はないと思われます。

ただし、副作用の心配はないといっても、厚生労働省は葉酸について健康被害を起こすリスクがないと考えられる上限「耐容上限量」を定めています。

葉酸の耐容上限量は、18歳から29歳で1日に900μg、30歳から69歳で1日に1,000μgです。

妊婦にとって特に重要な葉酸ではありますが、サプリなどから摂取するときも、欠乏することばかり気にして、耐容上限量を超えて摂取してしまわないように気をつけましょう。

葉酸の摂りすぎによるデメリットは?

葉酸は胎児にとって神経管閉鎖障害が起こる確率を下げ、正常な脳や脊髄が形成されていくために必要な栄養です。

またそれだけではなく、DNAの生合成にも不可欠なビタミンだとされています。

葉酸は妊娠時には特に欠乏しやすいビタミンで、欠乏すると貧血、免疫力の低下、子宮頸がんなど、妊婦自身の健康を損ねてしまうリスクも高まります。

だからこそ葉酸は積極的に補給するべきなのですが、現実には摂りすぎによる副作用の報告はないといっても、過剰症というデメリットも存在します。

1日に耐容上限量を超えて葉酸を摂取した場合、紅斑(皮膚の赤い斑点)やかゆみなどの皮膚症状、蕁麻疹などのアレルギー症状、呼吸障害などの呼吸器症状、発熱などの全身症状が発生するという可能性が想定されています。

また、葉酸の過剰摂取により、悪性貧血や脊髄変性症などビタミンB12の欠乏症が発見されにくくなるというリスクも考えられています。

葉酸を摂りすぎてしまわないためにはどうしたらいいの?

厚生労働省が推奨している妊婦が食事からの摂取以外、つまりサプリなどから摂取すべき葉酸の量は、1日に400μg=0.4mgです。

そのため、特に妊婦向けに作られている葉酸のサプリは、1日分の葉酸の分量は400μgに設定されているものがほとんどです。葉酸は、緑黄色野菜、卵黄、肉などに多く含まれていて、特に牛レバー、ほうれん草などに多く含まれています。

ただし、食物に含まれる天然の葉酸は、合成の葉酸より吸収率が落ちるので、そういう葉酸を多く含むものを食べた日でも、サプリの1日の目安量を守っていれば過剰症のリスクが心配される耐容上限量を超える心配はありません。

しかし、いくら妊婦に葉酸が不足しがちだといっても、サプリの1日の目安分の2倍飲んでしまったら800μg。

そこに食物からの葉酸が加われば、軽く耐容上限量を超える可能性はあります。

推奨量はそれ以上摂ればより有効というものではありません。推奨量を把握し、目安量を守るのが摂りすぎないために必要なことです。

葉酸の摂りすぎと副作用についてのまとめ

葉酸は、1日の摂取目安さえ守っていれば、摂りすぎによる副作用の心配はありません。

ただし、上限を超えると過剰症のリスクはあります。葉酸のサプリは1日の目安分に含まれる葉酸の量が記載されているものを選び、目安量を守って飲むようにしてください。

それが赤ちゃんだけでなく、妊婦本人の健康を守るためにも大切なことです。

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